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東京・心理カウンセリング・ハルモニア

カウンセリングルームでのセッション・様子・出来事など

発達障害だった大学生

発達障害だった大学生

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 彼との最後のセッションをおこなったのは、3 ・11から3 年後の夏のことでした。 

当初、東北の実家に帰られた彼とのセッションのお約は、2011年3月14日でした。

震災直後ですから当然ですが、連絡が取れずにドキドキして待っていた私に、2011年3 月13日に電話が入りました・・・

「先生、申し訳ありません。予約していた深夜バスが出ないんです。新幹線も飛行機も飛ばない。いろいろ手を尽くしたんですが、どうにもならなくて。先生待っていてください、どんなことをしてもいつか必ず行きます!」

と胸が痛くなるような言葉から3年を経て、彼は本当に約束を果たしに来てくれました。

今でも胸が熱くなるセッションを、皆さまとシェアしていきたいと思います。

 

来室当初、彼は東京都内の大学生でした。

彼の主訴は、普段の生活がうまく送れない、浪人、留年しながらも大学に入学、5 年かけて3 年生まで頑張って通っておられました。しかし、ご家庭のご事情で2010 年秋に東北のご実家に帰られた男性です。

 

当時の彼は、まだ障がい者認定を受けていませんでした。

ご実家から離れて大学のある八王子で、一人暮らしをしておられましたが、彼は同じくらいの年齢の学生が普通に送る生活を普通に行うことがとても大変だったのです。

 

朝起きて、トイレに行って、顔を洗って、歯磨きをする、朝食を食べて、身支度を整え、時間になったら家を出て、バスや電車などの交通機関を使って学校に行き、授業に出席し、ランチを食べ、授業が終われば、サークル活動に参加、友達と遊んだり、学校帰り寄り道をしたり、家に帰って、シャワーを浴びて、ゲームをして、テレビを見て、勉強もして?など、一般に良くある当たり前が彼にとっては、『地獄の作業なんです』との話しから始まりました。

 

当時を振り返って一番辛かったのは、『当たり前にできないことを親にすら理解してもらえなかったこと、それをどうしてもやらないと学校を卒業できなかったこと』とのことでした。

 

誰にも理解してもらえない、病院に行っても「精神的な問題ですね」と言って、投薬はあっても具体的な説明も方法論も何もない。

 

普通と言われることを行うのが難しい、人と感じ方違う、感情が人と違う、相手の気持ちを理解することも自身を理解することも難しい、当たり前と言われることがわからない、人と身体感覚も反応も理解の方法も違う。

 

そんな彼に私は、自身の生活や感情の記録をとることはできますか?とお聴きしました。彼は「そう言ったことは得意です」と言い、毎回宿題としてしっかりやってきてくれました。

書きこみはスーパーなどの細いレシートの裏、そこに一週間の出来事を細かいけれど丁寧な字で、びっしり書き込んで持ってきてくれました。

 

当時はまだ発達障害の認知度は低く、精神科の医師ですら彼は理解されずにおりました。

私は彼と一緒に彼の世界観を理解することから始めました。彼の日常がどんなものなのか、何に困っているのか、何をどうすれば彼にとって少しでもいい状況や環境をつくることが出来るのかなどを真剣に探し始めていきました。

 

頭の良い方で、一度覚えたことは忘れない。

心理療法は、認知行動療法から始まり、彼の感覚を高めるために催眠療法自律訓練法を行いました。 彼は感覚を掴むまで、何度も何度も練習してくれました。

                                                                         

再会したとき

「先生から教わったことは、今でも毎日行っています。当時先生から教わったことは、すべて人生の指針となっています。東北に帰ってから、いろいろなところを探して先生に近いようなことを行っている先生にも出会うこと出来ました。また障がい者認定をいただいて本当に楽になりました。

今は仕事も始めて、僕の体験を同じ障害を持つ方々の前でお話をする機会をいただいて充実しています。また好きな音楽も漫画の活動も続けています。今回は東京駅で自主制作のCDを買ってもらったんです。」とCDを見せてくれました、私も購入いたしました。

 

続けて、彼はお姉さんが亡くなられた話をされました。

「ご愁傷様でした、それは大変でしたね。差し支えない範囲で構いません、お話をお聞かせくださいませんか。」とお伺いすると。

「姉は震災で亡くなったのではないんです、自殺をしたんです。と淡々と語り始めました。

「姉も僕と同じだったんです、結局姉を本当に理解してくれる人は現れず、ハルモニアさんのような方がいれば生きていられたかもしれません。僕は姉のことがよくわかる部分がありますが、姉の死を悲しむ感情は出ませんでした。」と語ってくれました。

 

カウンセラーとして、人の人生のさまざまな時期、状況に寄り添い、いろいろな方とセッションをおこなっておりますが、自身の未熟さに本当に成長しなくてはと思うとき、深い言葉にできない感情や感動が日々あります。

 

彼とのセッションを通して私は本当にたくさんのことを教わりました。

カウンセラーは立場上クライアント様やご家族様に「先生」と呼んでいただくことが多いのですが、私はクライアント様から学ぶことばかりで、私にとってはクライアント様、すべての方々が先生です。

 

今この瞬間にいろいろな事を体験して、いろいろな人と出会い、当たり前にいることは当たり前ではない。

奇跡のような偶然の集合体なのだと改めて感じた夜でした。

深い話を最後までおつきあいいただいた皆様、心より感謝いたします、ありがとうございました。

 

人の心や体はおひとりおひとり本当にさまざまです。

自分のような悩みは誰にも分ってもらえないとお考えになられる方も多いかと思います。

私もカウンセラーとして、何年経っても、初心を忘れず、改めて心や身体の問題でお悩みの方、今苦しい中にいらっしゃる方に寄り添い、心、人生の伴走者として寄り添い、心のガイドを真摯に行っていきたいと、彼を思い出すたび思います。

 

今苦しんでいる方が迷いから少しでも抜け出すための指針になればと、元気になり報告に来てくださった方のお話をシェアさせていただきました。

必要な方の心にどうか届きますように。

 

カウンセリングルーム ハルモニア

加藤 佳子

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皆さん、どこへ行ったらいいのか?

こんなことを、どうしていいか?

わからないことに戸惑われていらっしゃいます。

お困りの方々の内容に、お電話では長いお時間でのご相談のお話は、まかなか出来ないのですが、短いお時間でも、できる限り丁寧にお答えしております。

 スタッフのカウンセラーも含め、セッションのお時間と重なってしまうと、すべてのお電話に対応できないこともありますが、お電話番号が残っている場合と留守番電話が入っている場合は、折り返しお電話での対応をさせていただいておりますので、お気軽にお声かけいただけると幸いです。

 カウンセリングルーム            ハルモニア

加藤 佳子 

harmonia-cr.hatenablog.com 

お困りの方・ご興味のある方・お悩みの方は遠慮なさらずご相談ください(ご相談・ご連絡窓口)

www.harmonia-cr.com 

住所              〒192-0904 東京都八王子市子安町3-6-7

          サザンエイトビル202

TEL / FAX  042-649-9118

営業時間    10:30 ~19:30    (最終受付)

連絡受付   24時間

休室                月曜・祝日

 

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最近のカウンセリングルーム

最近のカウンセリングルーム ハルモニアのお話です
近頃カウンセリングルーム ハルモニアのホームページからだけではなく、アメブロフェイスブックの記事から辿り着いて、ハルモニアに来室いただくクライアント様が増えてきて、とても嬉しい加藤です。 

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さて最近のハルモニアですが、クライアント様がいらっしゃる際にご夫婦、親子でのカウンセリングとして来室される方が増え嬉しく思います。
ご家族のうち誰かお1人が、お悩み・問題起こってしまったときに、問題を抱えているご当人が、お1人だけで悩むのではなく、家族やパートナーに支えられることが大切です。

一緒に悩んだり、相談しあったり、さまざまに解決へ向けて取り組むことで、回復が早く、問題への解決能力が高まり、乗り越える力・ストレス耐性がつきます。

ご家族に大切にされることで絆が深まり、人への思いやりができ、人に優しく、強く心豊かになるなど、大きな成長につながることに繋がります。
 
ところが家族間での話し合いは、時に主観がぶつかり合って問題解決が難しいことも起こります。
そんな際には、カウンセラーという第三者を交えていくことによりそれぞれの様々な意見をお聴きすることができ、来室された皆様が、問題を客観的に観ることが出来るようになります。
ぶつかるのではなく、解決策や、誰が何をすれば良いのかなどの役割もみえます。

大切な家族を守り、協力し合って解決に向かうことで、さらに家族の絆が深まるのではないでしょうか。
 

このような時、どこへ相談に行ったらいいの?

安心して相談できるとこはどこ? 

・・・戸惑われる方も、多いのではないでしょうか。

・当ルームでは、皆さまそれぞれの立場があることを尊重して場を提供いたします。

・カウンセラーはあくまでも中立な立場でガイドを行います。

・カウンセリングは、悪者探し・犯人捜しをするのものではありません。

・お悩みのある方に寄り添い、支え、見えなくなっている自身の心の中がどのようになっているのか、その現象がどうして今の心身の状況になっているのか、お話をお聴きしてフィードバックしていきます。

心理療法は、さらに心の奥、潜在意識に働きかけることにより根本からの解決・回復が可能になります。


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カウンセリングルーム ハルモニアでは、お困りの方々の辛い内容に、お電話での短いお時間でも、できる限り丁寧にお答えしております。

 

スタッフのカウンセラーも含め、セッションのお時間と重なってしまうと、すべてのお電話に対応できないこともありますが、お電話番号が残っている場合や、留守番電話が入っている場合は、折り返しお電話での対応をさせていただいておりますので、お気軽にお声かけいただけると幸いです。

 

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 カウンセリングルーム ハルモニア(HP)

加藤 佳子

 

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依存症・摂食障害・悪癖など

                 依存症・摂食障害・悪癖など
        本当の願い・想いはとても「ささやかなこと」

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依存症・摂食障害・悪癖などの症状は主に、満たされない想いから起こることの多い症状ですが、その心の中の本当の想いを紐解くと、本当は「ささやかなこと」です。
カウンセリングをしていてクライエント様の心の問題を深めていきますと、びっくりするほど 『ささやかな気持ちが満たされていない』 ことに気づいていかれます。

 

依存症は、頭でわかっていても「やめられない、とめられない」状態になりますが、やってもやってもいくらやっても虚しいだけで満たされません。
簡単に上げていくだけでも、アルコール依存・薬物依存・買い物依存・パチンコ依存・性依存・共依存など、依存症と言われる症状があります。
満たされない思いは、より強い刺激を求めていきます、強すぎる刺激により人格が崩れていくことも起こります、特にアルコールや薬物などは脳にも大きな影響を与えます

 

摂食障害は、拒食症・過食症過食嘔吐・過食と拒食をくりかえすなど、さまざまに苦しむ方がいらっしゃいますが、体重、脂肪、食と言ったことに囚われ縛られて、自身を見失い、だんだんに正しい基準がわからなくなっていきます。

 

拒食症は、体重が落ちていくことが嬉しくて止められなくなってしまうなど、女性のダイエットから始まることが多く、ひどくなると、頬もこけて筋肉が落ち生理が止まるなどとなります。
骨と皮膚になってしまっても、内臓を守るためにおなかがポッコリしているようになるため、まだ「おなかを痩せなくちゃ」と歯止めが効かない状態にまで進むと、栄養失調のため脳や人格にまで影響が出てきます。

 

過食症は、食欲のコントロールが出来なくなった状態です。食べても食べてもまた食べる、過食嘔吐は、太るのが嫌で嘔吐をくり返していきます、過食が苦しくなったのがきっかけで、吐くとスッキリする・食べても体重は増えずにすむからと、指に吐きだこが出来たり・胃や食道に荒れやタダレが出たり・胃酸で歯がボロボロになっても満たされないことで、さらにさらにと求めてしまいます。


また拒食症から始まり、食のコントロールを失い、拒食・過食嘔吐を繰り返すなど、一度コントロールを失うと、自律神経、ホルモンバランスなどさまざまな影響から脳や人格の崩れを起こしていくなどの問題まで進む方も多いのです。
過食嘔吐は周囲からは気づかれにくい、拒食・過食は身体の変化で周囲が気づくのですが、摂食障害の問題は、自身の身体の基準がわからなくなっているため、問題となっている事実を受け入れられなくなり、症状が進んでしまうと人格や脳にも障害が起こります。

 

悪癖は、爪を噛む・眉毛や髪をむしる・吃音・赤面恐怖・チック・性癖などさまざまありますが、悪癖には習慣と常習性が伴い、「本人および他人を苦しめている」という事が「ただの癖」と「悪癖」の境界線となりますが、その行動・行為など「わかっちゃいるけどやめられない」ため、他人を苦しめる領域まで行くと犯罪の問題になってしまいます。

 

心理カウンセリング・心理療法では、満たされない想いをお聴きして開放してまいります。
ストレスが大きくなり自身の感情のコントロールを失うと、体調不良に陥る、胃痛・嘔吐・肩こり・腰痛・めまい・不安・緊張・恐怖など不安定など、自律神経失調症精神疾患や病気になってしまったり、家族や友人を困らせていたり、問題行動や衝動が止められなかったりなどに苦しむ方も多いかと思います。

人の心の奥深くで欲しているものは、本当に『ささやかなもの』です。

 

『自分の中ってこんなにもきれいな気持ちなのですね、そんな自分に出会えてうれしいです!』
『こんなにも大きな問題になってしまったことの元が、こんなちっぽけでささやかなことだったなんて、ただただ驚きです!長年悩んでいてなかなか良くならなかったのに嘘みたいです!解決にはもっと時間がかかるものだと思っていました!』
『自身の内側って、本当にピュアなんですね ものすごく怖くて自身を見つめるなんてとても恐ろしかったんです、こんなにピュアで驚きました!
自分のことが大嫌いだったんですが、どんどん好きになってきました。』

 

満たされない思いは、パズルのピースが合わないといつまでも探さないと完成しないように、代りの行動をいくら行っても決して満たされません。
八王子のカウンセリングルーム ハルモ二アに

「ささやかな想いを抱えている本当の自分」
を見つけにきてください。 

harmonia-cr.hatenablog.com 

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皆さん、どこへ行ったらいいのか?
こんなことを、どうしていいか?

わからないことに戸惑われていらっしゃいます。
お困りの方々の内容に、長いお時間でのご相談のお話は、なかなか出来ないのですが、短いお時間でも、できる限り丁寧にお答えしております。

スタッフのカウンセラーも含め、セッションのお時間と重なってしまうと、すべてのお電話に対応できないこともありますが、お電話番号が残っている場合と留守番電話が入っている場合は、折り返しお電話での対応をさせていただいておりますので、お気軽にお声かけいただけると幸いです。

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事例:発達障害だった大学生

事例:発達障害だった大学生

彼との最後のセッションをしたのは、3・11から3年後の夏のことでした。

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東北の実家にいた彼とのセッション、本来のお約束は2011年3月11日でした
震災当日ですから当然ですが、連絡が取れずにドキドキして待っていた私に、2011年3月13日に電話が入りました・・・
「先生、申し訳ありません。予約していた深夜バスが出ないんです。新幹線も飛行機も飛ばない。いろいろ手を尽くしたんですが、どうにもならなくて。先生待っていてください、どんなことをしてもいつか必ず行きます!」
と胸が痛くなるような言葉から3年を経て、彼は本当に約束を果たしに来てくれました。
今でも胸が熱くなるセッションを、皆さまとシェアしていきたいと思います。

 

来室当初、彼は東京都内の大学生でした。
彼の主訴は、普段の生活がうまく送れない、浪人、留年しながらも大学に入学、5年かけて3年生まで頑張って通ったものの、ご家庭のご事情で2010年秋に東北のご実家に帰られた男性です。

当時の彼は、まだ障がい者認定を受けていませんでした。
ご実家から離れて大学のある八王子で、一人暮らしをしておられましたが、彼は同じくらいの年齢の学生が普通に送る生活を普通に行うことがとても大変だったのです。

朝起きて、トイレに行って、顔を洗って、歯磨きをする、朝食を食べて、身支度を整え、時間になったら家を出て、バスや電車などの交通機関を使って学校に行き、授業に出席し、ランチを食べ、授業が終われば、サークル活動に参加、友達と遊んだり、学校帰り寄り道をしたり、家に帰って、シャワーを浴びて、ゲームをして、テレビを見て、勉強もして?など、一般に良くある当たり前が彼にとっては、『地獄の作業なんです』との話しから始まりました。

 

当時を振り返って一番辛かったのは、『当たり前にできないことを親にすら理解してもらえなかったこと、それをどうしてもやらないと学校を卒業できなかったこと』とのことでした。

誰にも理解してもらえない、病院に行っても「精神的な問題ですね」と言って、投薬はあっても具体的な説明も方法論も何もない。

普通と言われることを行うのが難しい、人と感じ方違う、感情が人と違う、相手の気持ちを理解することも自身を理解することも難しい、当たり前と言われることがわからない、人と身体感覚も反応も理解の方法も違う。

 

そんな彼に私は、自身の生活や感情の記録をとることはできますか?とお聴きしました。彼は「そう言ったことは得意です」と言い、毎回宿題としてしっかりやってきてくれました。
書きこみはスーパーなどの細いレシートの裏、そこに一週間の出来事を細かいけれど丁寧な字で、びっしり書き込んで持ってきてくれました。

 

当時はまだ発達障害の認知度は低く、精神科の医師ですら彼は理解されずにおりました。
私は彼と一緒に彼の世界観を理解することから始めました。彼の日常がどんなものなのか、何に困っているのか、何をどうすれば彼にとって少しでもいい状況や環境をつくることが出来るのかなどを真剣に探し始めていきました。

頭の良い方で、一度覚えたことは忘れない。
心理療法は、認知行動療法から始まり、彼の感覚を高めるために催眠療法自律訓練法を行いました。 彼は感覚を掴むまで、何度も何度も練習してくれました。

再会したとき、
「先生から教わったことは、今でも毎日行っています。当時先生から教わったことは、すべて人生の指針となっています。東北に帰ってから、いろいろなところを探して先生に近いようなことを行っている先生にも出会うこと出来ました。また障がい者認定をいただいて本当に楽になりました。
今は仕事も始めて、僕の体験を同じ障害を持つ方々の前でお話をする機会をいただいて充実しています。また好きな音楽も漫画の活動も続けています。今回は東京駅で自主制作のCDを買ってもらったんです。」とCDを見せてくれました、私も購入いたしました。

続けて、彼はお姉さんが亡くなられた話をされました。
「ご愁傷様でした、それは大変でしたね。差し支えない範囲で構いません、お話をお聞かせくださいませんか。」とお伺いすると。
「姉は震災で亡くなったのではないんです、自殺をしたんです。」と淡々と語り始めました。
「姉も僕と同じだったんです、結局姉を本当に理解してくれる人は現れず、ハルモニアさんのような方がいれば生きていられたかもしれません。僕は姉のことがよくわかる部分がありますが、姉の死を悲しむ感情は出ませんでした。」と語ってくれました。

 

カウンセラーとして、人の人生のさまざまな時期、状況に寄り添い、いろいろな方とセッションをおこなっておりますが、自身の未熟さに本当に成長しなくてはと思うとき、深い言葉にできない感情や感動が日々あります。

彼とのセッションを通して私は本当にたくさんのことを教わりました。
カウンセラーは立場上クライアント様やご家族様に「先生」と呼んでいただくことが多いのですが、私はクライアント様から学ぶことばかりで、私にとってはクライアント様、すべての方々が先生です。

 

今この瞬間にいろいろな事を体験して、いろいろな人と出会い、当たり前にいることは当たり前ではない。
奇跡のような偶然の集合体なのだと改めて感じた夜でした。
深い話を最後までおつきあいいただいた皆様、心より感謝いたします、ありがとうございました。

人の心や体はおひとりおひとり本当にさまざまです。
自分のような悩みは誰にも分ってもらえないとお考えになられる方も多いかと思います。
私もカウンセラーとして、何年経っても、初心を忘れず、改めて心や身体の問題でお悩みの方、今苦しい中にいらっしゃる方に寄り添い、心、人生の伴走者として寄り添い、心のガイドを真摯に行っていきたいと彼を思い出すたび思います。

 

今苦しんでいる方が迷いから少しでも抜け出すための指針になればと、元気になり報告に来てくださった方のお話をシェアさせていただきました。
必要な方の心にどうか届きますように。

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 皆さん、どこへ行ったらいいのか?
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わからないことに戸惑われていらっしゃいます。

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『先生、私は治りますか?』

カウンセリング時に、よく受ける質問があります。
『先生、私は治りますか?』と言う質問です。

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 クライアント様には、カウンセリングを行い、問題の明確化を行っていますが、上記の質問へのお答えは、インフォームド•コンセントをおこなう中でお話ししています。
 今日はそんなお話しの中からの抜粋です。
  
『人は誰しも自然治癒力の働きを持っています』
自然治癒の働きは、身体の中で24時間、常に心身を修復させようとしています。
それがうまくいかないのは、その人の心や身体の使い方・日常の食事や生活習慣など、その方自身、その方の在り方が、阻害している場合が多いのです。
 
■自信がない。
■自身で自身を傷つける。
■健康に悪い、良くないと思いながら飲み食いや生活習慣を行う。
■問題を後回しにする。
■自分に起きてる問題を人のせいにすると楽なので、問題と向き合わない。
などなど・・・・・
 
上記に書いた事は、胸に手を当てると案外誰にでも『あるある』
と、普通に思い当たるのでは無いでしょうか。
これらは、それぞれパターン化された自動思考の元に繰り返されます。
このように、考えてもクヨクヨしない、『あるある』事だと気楽に考えるだけでも、楽に人生を送れたりするのですが。
 
 
問題が起こる・病気になっていくことは、この積み重ねの先にあります。
■人間関係が上手く行かない。
■精神的に不安定になる。
■人が怖い.人の目が怖い。
■仕事が滞る。
■上司や部下と上手くいかない。
■居場所がない。
■血圧が上がる。
■消化器系に問題が起こる。
■体重コントロールが出来ない。
■体調不良
■自律神経失調
などから始まり、病気に至るまで進行する方も多くいらっしゃいます。
  
心身医学会では、病気の80%は心の問題と言いますが、原因を突き詰めると、些細なことが始まりだったりします。
 カウンセリングは、それに気づくことが要になります。
その問題を解決するために、心理療法を行います。
 
よくポジティブシンキングなどと言いますが、心理療法の目指すところは『合理的・合理性』です。
■自動思考のパターンを変える。
■逃げても良い、でも今より少し良くなるにはどうするか?
出来ることから行う。
■上手くいっているなら続ける。
■上手くいかないなら、変えてやってみる。
などなど、とてもシンプルです。
 
まとめ 
ブレーキを踏みながら、アクセルを踏むのでは、なかなか進みません。
自身の中で何がブレーキとなっているのか、楽に進むにはどうすれば良いのかを見つけ出します。
 
頑張る必要は無いのです。
リラックスして、本来の行き方を探し進む。
シンプルな人生にシフトチェンジするのが、カウンセリングです。
 
様々に辛いプロセスが心とからだと霊性をむしばんでいるとしても、発症にはメカニズムがあります。
そのメカニズムを解明し、解決に向かわせるのが私共のカウンセリングです。
 
元の状態に戻し、より良き人生に向かうことも可能です。
それはあなたの中にある自然治癒力を最大限に発揮させることです。
カウンセラーは単にガイドです。
あなたご自身の自然治癒力を最大限に発揮するようサポートいたします。
心と身体と霊性を整えに気楽においで下さいませ。
カウンセリングルーム ハルモニアでお待ちしております。
 加藤佳子 

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事例 : 女子高生・自律神経失調症3

事例 : 女子高生・自律神経失調症
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 前回までの流れ
 ●主訴
心療内科にて、自律神経失調症と診断、緊張性の胃の痛み・吐き気・頭痛・PMS(生理前緊張)・生理不順など身体的に症状が出ている。
現在高校3年生、「部活最後の試合を控え、せめて出場して引退したい。」 
薬は緊張してしまう場面では効かない、「大学受験の体制に入る前になんとかしたい」
とのことで来室。
 
 ●インテーク(初回面接)
まず彼女のいろいろな話から問題を明確化を行う。
話の内容から、今の彼女の中でそれぞれの人格がどのような問題となり、状況や症状を作り出しているのかを、丁寧に説明する。
 

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事例 : 女子高生・自律神経失調症2 |東京・八王子・カウンセリング・ハルモニア

事例 : 女子高生・自律神経失調症
カウンセリング・東京・八王子

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カウセリングルームに訪れた女子高校生。
心療内科にて、自律神経失調症と診断されておられました。
緊張性の胃の痛み・吐き気・頭痛・PMS(生理前緊張)・生理不順など身体的に症状が出ていました。

 

初回面談(インテーク)
現在高校3年生、「部活最後の試合を控え、せめて出場して引退したい。」とのこと。高1の最初の試合は、緊張があってもなんとか頑張って出場しましたが、それ以降は緊張で、前日・または当日に吐き気、頭痛など身体症状が出てしまい、結局出場できなかった

 

部活の友人や後輩とも関係性はよく楽しくやっている。
慣れない場所や慣れない人の中で1人ではものすごく緊張をしてしまう。
頑張り屋の優等生な彼女は、テスト1週間前になると緊張して眠れなくなることもしばしば、当日は胃がキリキリして、吐き気、頭痛になることも。

 

彼女は、中学3年の夏の部活引退後頃から、テスト前になると心配で必死に勉強し、試験前から終わるまですごく緊張していました。

 

吐き気・頭痛がひどく心療内科を受診
お医者様は、『自律神経の乱れのようですね、生活リズムを崩さないように心がけましょう。』とのことで、安定剤・胃の薬・眠れないときにと入眠剤を処方されました。

 

しかし、お医者様に行っても良くならない、薬も緊張してしまう場面では効かない。最近では生理不順、生理前は特にしんどい。
受験体制に入る前になんとかしたいとのことで来室されました。


まず彼女の問題を明確化し、話の内容から、今の彼女の中でそれぞれの人格がどのような問題となり、状況や症状を作り出しているのかを、丁寧に説明していきます。

① 好きなこと、やりたいことに向かっていく彼女。
② 初めてや慣れないことに緊張する彼女。
③ 緊張すると身体が固まり、身体症状がでる彼女。
④ 優等生、なんでも良い子で頑張ってしまう彼女。

 

インテークでは、ここまでをお話していきます。
その後は、ハルモニアでのカウンセリングの進め方をさらにご説明いたします。

 

長くなりますので、今日はこの辺で。
いつもお読みいただきありがとうございます。
カウンセリングルーム ハルモニア 加藤佳子


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